『ニコニコ学会βのつくりかた――共創するイベントから未来のコミュニティへ――』が江渡浩一郎さんと私の共編著で刊行されます。お世話になった皆様、本当にありがとうございます。
ニコニコ学会βのプログラム委員長(実行委員長)と運営委員長のペアで共編著となっていて、ガンダムシリーズで有名な富野由悠季監督とSF作家の瀬名秀明さんの対談(第9回ニコニコ学会βシンポジウム第3セッション)も収録しています。かなり大変でしたが、何とかニコニコ超会議に刊行が間に合いました。
最後の追い込みはまさにツインドライヴでぎりぎり制御したわけですが、フィルムアート社の皆様はじめ大変ご迷惑をおかけしました。
この本はちょっと特徴的な構成になっていて、1章・2章・5章には江渡さんの文の後に私の解説が、3章・4章には途中で随時ランニングコメンタリーが入っています。ニコニコ学会βはプログラム委員長と運営委員長で企画と実装を分担していたので、このような構成になりました。企画の話ばかりだと抽象的すぎて実際に何をすればいいかわからない本になってしまいますし、実装の話ばかりだと夢のない単なるノウハウ集になってしまいますから、両方を盛り込んでいるわけです。
4月29日(金・祝)と30日(土)のニコニコ超会議2016で先行販売し、5月13日(金)に一般販売となります。
江渡浩一郎+くとの(編著)『ニコニコ学会βのつくりかた―共創するイベントから未来のコミュニティへ―』フィルムアート社、2016年、全208頁、1944円(税込)
フィルムアート社での紹介
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それにしても、エピローグにこんなキザなこと書きましたっけ、私。