ニコニコ学会β・マッドネスマックスの御礼

2015年12月19日の第9回ニコニコ学会βシンポジウムでは、運営委員長とともに第4セッション「マッドネスマックス~研究はデスロード~」座長を務めました。多くの方々にご覧頂き、またニコファーレにお越し頂き、本当にありがとうございました。

「研究者はヒーロー/ヒロインだ」。

「研究してみたマッドネス」は、ニコニコ学会βが進めてきた「ユーザ参加型研究」を体現したセッションです。これまで、プロ・アマを問わない「野生の研究者」が登壇して熱い発表を繰り広げてきました。今回の「マッドネスマックス〜研究はデスロード〜」は一見するとその総集編なのですが、単にそれぞれの人の研究を紹介するのではなく、研究という生き方、研究が変えた人生といったテーマを押し出しました。無料視聴できますので、ぜひニコニコ生放送のタイムシフトでご覧ください。

ニコファーレという特別なステージで、野生の研究者たちがヒーロー/ヒロインとして光り輝いているのがよくわかると思います。あなたもそうなってみたいと思いませんか?
今や、研究というのは大学や研究所に所属するプロだけのものではありません。「野生の研究者」というのは、プロかアマかなんていう二分法にとらわれない、いわばナチュラルボーンな研究者という生き方なのです。学歴や育ちに関係なく、誰もがその素質を持っているはずです。
ニコニコ動画のようなプラットフォームができた今、誰もが自分の好きなテーマを研究として極め、ネット越しに多くの視聴者の前で発表し、リアルタイムにレスポンスを得て、時に人生も変わっていく時代になりました。ニコニコ学会βシンポジウムは今回の第9回でファイナルとなりましたが、研究してみたマッドネスは2016年4月29日(金・祝)・30日(土)のニコニコ超会議2016でも開催予定です。ぜひご参加ください。

くとの(ニコニコ学会β運営委員長/チームSRSIV代表)

何回も登壇があったため、衣装を変えてみました。オープニングはクリスマスカラーで(左)。早朝から準備に入っているので、作業服のままステージにという設定です。マッドネスマックスの座長あいさつとシーン1の司会はテーマカラーの紫のドレスで(中)。アシンメトリーなのが特徴。私の登壇発表とクロージングはフルカラーLEDショールのドレスにしてみました(右)。重大発表をするため、思い入れのあるドレスを選びました。詳しくはタイムシフトでご覧ください。
写真撮影は石澤瑤祠さん。ニコニコ学会βシンポジウムでは、いつも研究者をかっこよくすてきに撮ってくださいました。それにしても、スチルカメラはステージ下から撮ってもらっているので、9cmというヒールの高さもあってすごい角度がついていますね(ビデオカメラは台の上から)。

東大の稲見昌彦先生もおっしゃってましたが、ニコファーレって「ホーム」のステージなのですよね。私たちのような研究者にとって、ニコファーレは特別な何かがある場所なのかもしれません。